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用語と解説

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配線図
電気機器配置図や電路系統図に示されている情報を、現場で電線を布設するのに便利なように1枚の図面に織り込んだもので、機器や機器台、電路金物の取付けのための電気艤装品取付図と対をなすものである。一般に甲板別に作成されるが、区画別やブロック別、ユニット別などに作成する場合もある。

配置図
電気機器の配置図は、船内装備の電気艤装品を網羅し、これらすべての機器がシンボルを用いて記入される。この図面により工事内容を把握し、工事計画を立て、電気艤装工事が行われる。電気機器配置図は、平面で表示されるが、機器が複雑に配置される区画は側面図も作成する。また、必要に応じてその部分の拡大配置図なども作成する。

ハードコピー ( hard copy )
紙にプリンタなどにより記録をとること、又は印刷されたもの。電源が断になると消えてしまうCRT面上に表示されるソフトコピーと対比される。
ハードディスク ( hard disk )
アルミ円形基板の表面に酸化鉄などの磁性材料を塗布したもので、磁気ヘッドを通してデータの読み書きを行う。記憶容量は数ギガバイトと大きく、アクセスタイムもフロッピーディスクに比べて早いことから、パーソナルコンピュータなどの記憶装置として普及している。 

バイト ( byte )
記憶や演算で1単位として扱われるビットの列。通常、8桁の長さの2進数(8ビット)のことをいう。英数字は1バイト単位、日本文字は2バイト単位でコード化されている。記憶容量の単位としても使われる。

バイナリー ( binary )
2進数のこと。0と1を用いて2個数えるごとに、桁上がりをする記数体系。

ハイビジョン ( hi-vision )
日本で開発された高精細度テレビジョンで、その主な特徴は走査線が 1,125本(現行テレビは525本)であること、画面の縦横比が9:16(現行テレビは 3:4)とワイド画面になっていること、音声がPCM方式(現行テレビはFM方式)で高品質なことである。

はしけ (危険物船舶運送及び貯蔵規則第二条第9号)
推進機関又は帆装を有しない船舶。

バスライン ( bus line )
CPUやメモリー、I/O装置などの相互間を結ぶ信号の伝送路のことで、データを伝送するデータバス、アドレス情報を伝送するアドレスバス、制御信号を伝送するコントロールバスなどがある。

発振回路
電源から、回路に与えられるエネルギーを使って、一定の繰り返し周期を持つ電気振動を発生させるものである。

発光ダイオード
Light Emitting Diodeの頭文字を取ってLEDと呼ばれる。適当な不純物濃度のPN接合ダイオードに順方向電流を流すと、一度生じた自由電子とホールが再び結含し、このとき緑色又は赤色を発する。スイッチのオン/オフ表示や計測器などのデジタル表示に用いられる。

パテ ( putty )
電線貫通金物のガスケットの補助的に使用されたり、又、電線コーミングなどに充填するもので、ネオシールパテ、ダックシールパテなどが一般に使用されている。

バリスタ ( varistor )
電圧によって抵抗値の変化するダイオードで、各種の金属酸化物の粉末を成形して作ることもあるが、PN接合の非直線性を利用することもある。このPN接合ダイオードを逆の極性で並列に接合すると、正と負のどちらの電圧にも順方向の特性となり、低電圧では高抵抗、電圧が高くなると(シリコンでは約0.7V以上)低抵抗となるバリスタを構成する。 

パリティチェック ( parity check )
2進コードに、パリティビットと呼ばれる調整ビットを余分に1ビット(0又は1)付加し、これを含めて算出したビットの和が奇数(又は偶数)になるようにしておき、偶数(又は奇数)になっていたら誤りが発生していると判断する検出方法。
パルス ( pulsu )
非常に短い時間の間だけ変化する電流や電波。
半導体 ( semiconductor )
導体と絶縁物の中間の固有抵抗を持つもので、シリコンのような純粋なもの(真性半導体)は金属と比べて電気を通しにくいが、微量の不純物を入れると電気を通しやすくなる。不純物の種類によってP型半導体とN型半導体とがある。また、半導体は温度を上げると抵抗値が減るという特性を持っている。

ハンガ吊り脚 図:ハンガ吊り脚
略して脚という。ハンガを天井から吊り下げるために使われ、帯鋼、形鋼などがある。

バンドバックル 図:バンドバックル
ケーブル巻バンドの締付け、巻止めに使用される。軟鋼又はSUS製で、O型、D型、L型などがある。