トップへ戻る 刊行物ヘ戻る
通信講習用船舶電気装備技術講座 [レーダー] 装備艤装工事編 平成16年度作成:B5判:255ページ はしがき 近年レーダーは、船舶安全法や船舶設備規程によって、ほとんどの船舶に装備されることを義務づけられているが、一方、航行安全の見地から、同法の適用を受けない小型船舶にまで装備されているのが現状である。このようにレーダーは船舶の航行安全上欠かすことのできない重要な機器であるが、また、同時に高度な電子機器でもある。したがって、その艤装工事は慎重に扱わないと、法で求めている所期の性能を発揮させることはできない。ところが、従来からこの装備工事に関しては、各メーカーの個々の自主的な指導に依存しているのが現状で、統一的なものは何もなかった。 主要目次 1 航海用レーダーの法的な規制と関連規則類 ◆船舶安全法関係の規定 ◆電波法による航海用レーダーとその性能規定 2 艤装設計 ◆概要 ◆一般的事項 ◆各ユニットの配置、導波管及び電路の布設 3 艤装工事要領 ◆空中線部、表示器 ◆送受信部、電源部 ◆導波管、フレキシブル導波管 4 点検整備と保守上の注意 ◆作業心得 ◆航海用レーダーの点検整備要領 ◆空中線部の点検整備 |