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船舶電気装備技術講座 (GMDSS)法規編

平成16年度作成:B5判:288ページ

はしがき

   モールス無線通信を主体とした海上遭難安全通信システムに代り、新しい無線通信システムとして平成4年2月から「海上における遭難及び安全に関する世界的な制度(GMDSS)」が段階的に導入し、平成11年2月1日から全面実施されている。これらの装備工事に携わる方々にとって関係法規を十分理解しておくことは、適正な艤装設計、艤装工事を行う上で極めて重要である。本書は、GMDSSに係るSOLAS条約、船舶安全法関係規則及び電波法関係規則等について記述したものである。また、GMDSSに係る規定ではないが、無線通信を行う観点から国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する関係規則についても記述してある。工事事業者は本書により法規等について十分学ばれるとともに、艤装工事、保守整備についても理解を深めていただきたい。

主要目次

1 GMDSSに関するSOLAS条約

救命設備 無線通信 航行の安全 海上の保安を高めるための特別措置

2 船舶安全法関係法規(抜粋)

船舶安全法 船舶安全法施行規則 船舶設備規程 船舶救命設備規則
船舶自動化設備特殊規則 小型船舶安全規則 漁船特殊規程 
小型漁船安全規則 船舶安全法による船舶の検査(要約)
国際航海及び国際港湾施設の保安の確保に関する法規

3 電波法規則(抜粋)

電波法 電波法施行規則と関連の告示 無線局運用規則 
無線設備規則と関連の告示 電波法による無線局の検査